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ノーマン・ロックウェル展


ロックウェル展表紙


府中市美術館で開催されている「ノーマンロックウェル展」を観てきました。

来ることはわかってたのですが、制作が重なっててんやわんやになっていてチェックを怠り、
つい先日フォローしているSさんのツイートを読んで

あ゛ーーーっ!!

と気づき、早速府中の森まで足を運んだのでありました。
会期あと1週間、見逃すところだった・・勝手ながらSさんありがとうございます。


ロックウェルの原画を観られるのはなかなか貴重だと思います。
特に初期の作風は古典主義的な構図と技法を正統に受け継いだもので、
その技術力の高さに目を見張りました。うまい、うますぎる(風が語りかけます)

20世紀以降の具象画によくある古典「風」油絵じゃなく、
筆裁きやオイルの調合、マチエールのこだわりなどがアカデミズムそのものなんですね。
やっぱりルーツは古典なのか。


ウィットに富んだ作風はいつ見ても心が朗らかになります。絵の力ですね。
高い技術が全く表に出ることなく、自然に絵の中に視線が入り込んでいく。
比べていいかどうかわかりませんが、ちょっとジブリに通じるところがあるな~。あとピクサー。

てんやわんやな中、やっぱり観に行ってよかったです!

■府中市美術館
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/



そして今日は前田寛治大賞展の搬入をしました。
個人的に何故かオールスター感謝祭的なノリになってます。
楽しんできます、遠藤先生。

■第8回 前田寛治大賞展
8月18日(水)~24日(火) 高島屋東京店(日本橋)
9月4日(土)~10月3日(日) 倉吉博物館




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Amano Galaxy

Amano Galaxy


中山アカデミーから帰ってきてから、ひたすら引きこもり30号制作。
昨日ようやく搬入を終えました。
アカデミーに持って行って制作!と思ってたけど描く時間ほぼ無かったからね。。
タダでさえ完成するのか!?と思ってた今回の作品でしたが、
予想の斜め上をいくハードさになってしまいますた(´・ω・`)

結局1点が限界だったよ!!
でもなんとか完成にこぎ着けられて一安心かも。


山本0828部分
部分です。今回は久々にコンセプチュアルな作品(当社比)となりました。
持っているのは我が愛機のamadana携帯「N705i」である(`・ω・´)
どこかで公開できることがあればいいなぁ。




で、本題。

直接搬入の帰り、表参道ヒルズ地下3階スペースオーで開催中の
天野喜孝展“Amano Galaxy”を観てきました。

アニメファン、ゲームファンなら基本事項にして最重要項目に表記すべきお方。
数多くのタツノコキャラやFFコンセプトアート、その膨大な仕事の数々はもはや不動の評価を得ています。

今回はそんな天野氏の新機軸となる作品群で占められた展覧会。
意図的にファインアートを意識したフォーマットに、天野喜孝というネームバリューが付加することで
最大の効力を発揮するような展示形態だったと思います。これは強い!

個人的に、かつて東京都写真美術館で開催されたマリオ・テスティーノ展に通じるような、
質量で魅せることの重要性を感じました。ファインアート界のスケール感に適応させようとすると
こうなるよなと。

圧巻は3×16mのキャンバス(というよりキャンバスロールそのまま)に描かれた作品
“New York Night”の連作でした。・・連作!?そう、2点あるんですぜ・・。

テキストによると、毎日1メートルほどロールを広げ、その画面だけで制作し
描いてはまた巻き次の面を広げ・・という制作を繰り返し、
実際にご自身が全容を観たのは展示会場だったという曰く付き。

日本人でここまで巨大なタブローを描く作家は我が恩師・遠藤彰子先生くらいかと思ってましたが、
いるじゃん!デカい!デカいよ(´Д`;)

逆にもし遠藤先生が天野氏のようにアニメ界に就職されていたら、
天野氏のような仕事をされていたのかも・・と勝手ながら想像してしまいました。

この圧倒的なイメージのルーツを考えると、まずクリムト辺りが思い当たりましたが、
リアルな美術史の文脈は、こういった仕事をされてる作家に結びついていくんじゃないかなとも思いました。


一番弱く描かれているように見える人物が
対比によって一番際立って艶やかな質感に見えるのが( ゚д゚)ポカーン


その日まで描いていた自分の制作のスケールの小ささをただ痛感しつつ、表参道をウロつきつつ
帰路に着いたのでした。


只今より一点制作主義によっていろいろ疎かになっていた生活習慣の修復にかかりますですゞ

ロバート・ハインデル展

ロバート・ハインデル展DM


代官山ヒルサイドフォーラムで開催中のロバート・ハインデル展を観てきました。
夏への扉の作者じゃないよ。

過去に何度も展示会がありましたが気になっていたのに行けずじまい、
今回ようやく観る機会に恵まれました。


1浪の頃、予備校の階段に貼ってあった展示のポスターが印象に残っています。
当時はかっこいいな~くらいにしか思えなかったのですが、
今回実際に作品群と、2005年に亡くなったこの作家の足跡を知って、当時惹かれた理由がよくわかりました。

とにかく上手い。この上手さってもう画家のお手本っていうか、不変的なものだろう。
デッサン力を確実に消化した上での自由な線と色。形。

思うに、線を点で描くことは誰でもできる。一筆でその線をかけるのが技術。

何を今更って話ですがすべての筆致に意識がこもっている。どれひとつ無駄な行為がない。
その一連の作業を息をするように当たり前の如く行っている感覚。これがやっと理解できた。いやできそう。
写実表現を追求する身としても、いやだからこそこの眼と行為は重要で大いに吸収すべき点だと、
ようやく気づきはじめるアラサー男。これは酷い
作り手として10年遅れてるとつくづく痛感します。


早い話がクロッキー力ってことですねw
ここが見えていれば何でもどのようにでも描けるという
プロの仕事というものをとくと勉強させていただきました。


しかしこのような表現としてのかっこよさに惹かれて迂闊にも我が国で影響受けてしまうと、
ジャパニーズヒップホップとか西洋かぶれのなんだか上っ面の楽曲みたいになるんだろう。
あれはあれで日本人として大好きなんだが!
本気でやるならその表現が生まれた精神と人間を理解すべきだっていう。


ここにきてもう一度、日本発のオリジナルってなんぞやってことを考えることに。



この画家について知ってみるとやはり商業イラストレーターとして若くして成功を収めてるんですね。
さらにそのキャリアを投げ打って挑んだバレエシリーズ。そこからさらにファインアーティストとして
存命中にその名を不動のものに。この画家の息子の一人も現在画家として生計を立てているそうですが、
以前ILMに所属し様々な映画表現を手がけている実力派。どこまでもプロい(´Д`;)






ここから(さらに)駄文全開




この画家の一般認知度としては、いわゆるラッセンやリャドのような商業アートに近いところに来ていると思います。
それはつまり現代アート畑の美術関係者・愛好家の方々には「くだらん」とか一蹴され
最近では某ロンブーの番組のネタの一部にされたりする部類なのですが

ではなぜ商業になるのか。
結果としての印象を払拭した上で、そこには万人に「きれい!」もしくは「巧!」と思わせる
力があるからだろう。それが「くだらん」に繋がるのはその肥大した商業精神の方にあるわけで。
むしろそこまで罵倒されても全くひるむ気配のない彼らの作品の強度に惚れる。

それでもキースジャレットとジョージウィンストンの音楽に決定的な差があるように、
「きれい!上手い!」の中にも芯というかその作家の哲学がある絵が本当に凄い絵なんだろう。


  _⊥--ー_三ニ-
   ̄TT'世= 也|!
   !] |    ゝ |    
    `ト、-─ .j
   ,.ィト≧─ァへ,_

いや、ちょっと最近テンパってます。お読みいただき本当にありがとうございました。




ロバート・ハインデル展は代官山ヒルサイドフォーラムにて今月14日までです。
アートシーンでした。ではまた



ミヒャエル・ゾーヴァ展

ゾーヴァ展チラシ


松屋銀座で5月11日まで開催されていたミヒャエル・ゾーヴァ展を観てきました。
案の定最終日ギリギリに・・悪い癖です。

画集が大きめな一般書店には大体置いてあって日本での知名度はある方だと思いますが、
実物を見る機会はこれまであまり無かったためか、平日でもかなりの客入りでした。

ウィットに富んだリアル系イラストレーターとしての認識が強かったのですが、
絵本等の挿絵を担当することになったのは最近の話で元々はファインアート畑にいたとのこと。

昔の大作タブローが数点展示されていましたが、フリードリヒやロイスダールばりの超写実。
やはり古典にしっかりルーツをおいた作家だったようです。

絵描きとして成立しつつ、広告や出版業界との繋がりもある理想的な作家活動。
最近の広告媒体のイメージ分野はアナログな絵画から写真やイラレに取って代わられて久しい中
こういった活路を定着させている作家の在り方は大いなる希望を与えてくれました。


会場には大規模なグッズ売り場が。これは売れるだろうな~w
ちょうどいいカードケースを探していたので、便乗して購入・・。

ゾーヴァ展カードケース

HMVならぬTMV。かわええ・・( ´∀`)
私と名刺交換する機会のある方は要チェックですぞ!










東美アートフェア® 春 / 存在の神秘 磯江毅 遺作展

3月13日から15日まで、浜松町にある東京美術倶楽部にて
今年も東美アートフェア® 春が開催されました。

今年は待望の故・磯江毅先生の遺作展が特別展として併せて開かれました。
本展の性質上なのかもしれないのですが、どう考えても告知・宣伝が弱すぎる!
アートフェアのおまけみたいな広告の書き方だったのがもったいないほどの
ここ数年来稀に見る素晴らしい展示だったと思います。

70・80年代作品から遺作まで充実した内容で、大回顧展と言えるものでした。
もっともっと、業界の枠を越えたところから評価されるに足るもの。
各画廊さんの即売会がセットになっているためか、純粋な展覧会として宣伝しづらいのが
非常に悔やまれる。などと青二才の自分がいらぬ心配をしてしまったり・・。

そして自分は全く情報を得ていなかったのですが、会場にてなんと・・!

磯江毅 画集

画集 磯江毅/写実考 が販売していました。
「完成していたの・・!?」(アスカ)

彩鳳堂画廊さんの企画により美術出版社より発行されたようです。
こちらもマドリッド留学時代の作品から2000年代作品までを網羅した見応えのあるつくり。
画質も価格からしてみれば充分納得できるものでした。

IMG_9825.jpg        IMG_9826.jpg


まずはこの展示のみでの販売ということですが、いずれ書店でも購入できるようにするとのことです。
知名度も一気に広まっていくことでしょう。ここは一ファンとしてありがちな複雑な思いが(笑)


今回自分も春風洞さんのブースから一点出品させていただきました。
先生の意志は自分含めた新しい世代が確実に引き継がなければ!
というか引き継がせていただきます!!

頑張ります。



引き続き春風洞画廊にて3月19日(木)~28日(土)(日・祝休廊)まで展示致します。

2009東美アートフェア(表)          2009東美アートフェア(裏)

出品作家
安彦 文平/生島 浩/石黒 賢一郎/石田 淳一/大畑 稔浩/
五味 文彦/曽根 茂/高橋 和正/中島 健太/平澤 篤/
広田 稔/丸山 勉/山本 大貴/吉岡 正人/李 暁剛
(50音順敬称略)







※追記 画集、既にAmazonで予約受付していました。さすが~(・∀・)




プロフィール

HIROKI YAMAMOTO

Author:HIROKI YAMAMOTO
2017年予定

■個展
11月21日(火)~27日(月)
そごう神戸店


■グループ展

・25人の作家たち
-佐藤国際文化育英財団25周年記念奨学生選抜-
1月10日(火)~3月5日(日)
佐藤美術館


・ホキ美術館名品展
1月21日(土)~3月12日(日)
ふくやま美術館(広島)
※佐賀県立美術館へ巡回


・第93回白日会展
3月
国立新美術館


・高島屋美術部創設110年記念展
-microcosmic spirits-
3月22日(水)~28日(火)
日本橋高島屋
※以降高島屋各店舗巡回


・創と造2017
4月23日(日)~27日(木)
東京美術倶楽部
※以降全国美術倶楽部巡回


・第4回 山の会展
5月16日(火)~31日(水)
山手画廊


・第54回 太陽展
5月24日(水)~6月6日(火)
日動画廊本店


・近現代 日本絵画展
~明治から受け継がれてきたもの、未来へ受け継いでいくもの~
6月10日(土)~7月9日(日)
松坂屋美術館


・LIONCEAUX RENAISSANCE 2017
8月16日(水)~22日(火)
日本橋三越


・三越美術部創部110年
-未来への継承-三越美術百選展
8月30日(水)~9月5日(火)
日本橋三越


・第11回 夏の会展
日動画廊本店


・第11回 アヴニール展
春風洞画廊






■twitter
http://twitter.com/SILVE05

■tumblr
http://hirokiyamamoto.tumblr.com


Copyright (C) 2009-2016 HirokiYamamoto.
All Rights Reserved.

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