記憶の街へ15年ぶり

神戸に行ってきました。個展の打ち合わせを兼ねて。
自分にとって神戸という街がどれほど思い入れのある場所か、計り知れません。
幼少時代を過ごした場所。その濃密な記憶と重ね合わせるように、
限られた時間の中、いろいろと巡って来ました。
震災以来一度も帰っていなかったのですが(実に15年ぶり)、
震災の痕跡はもはや全く無かった。
当たり前かもしれないけど、がんばった甲斐があった神戸。
思った以上に震災以前の街並みがそのまま維持されていて、
主要な部分は記憶にあったまま、完全再現されてそこにあった。
中央区だけかも知れないが・・?
ここで「やはり神戸はいい街だ!ベスト3」
1.
まずどんな繁華街でも人が少ない。
というかむしろちょうどいい。
街というのはこのくらいの人口密度であるべきだと思う。
改めて再認識したけど、都心混みすぎだよ!
2.
関西弁。
正確には神戸弁ですが。自分の感覚的にフィットする。
人の温度が見えやすいと思う。東京はその温度を敢えて隠すところに
その都市の性格が表れてる気がする。
3.
道に迷わない。
どんな場所でも、視界の先に大体山か海がある。
もしくは要所要所にランドマーク的なビルが必ず建っている。
山=北、海=南。それが中央区で一貫している。
山と海の間に街が挟まれてる形な訳ですが、
その間徒歩で余裕で移動できる距離。身の丈に合った街とも言えます。
その他、物価が若干安いなど・・
肝心の昔住んでた場所、ポートアイランドへは時間の都合もあって
行けなかったのですが、またゆっくり立ち寄れるよう、
今はそのための準備と制作を頑張ります。
このようなきっかけで記憶の地へ帰れることに感謝。
展示はそごう神戸店にて、来年初頭の予定です。


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